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学生さんたちには大きなお世話ですが・・・ [政治]

先日来の大騒ぎな国会が休み前に終わったことで、

このお休めは議員さんたちも久しぶりにのんびりされているでしょう。

ただ、これも議員としてつかの間の休息であることをお忘れなく!!

と、言うことでまだまだ、戦いは継続中です。

学生さんたちには大きなお世話ですが、あえて言います。

現在暮らしている地域で各選挙で投票するためには

住民票を移してから3ヶ月経過する必要があります。

この時点で予定されている最初の国政選挙は来年夏の参議院選挙です。

ここで、「反安倍ちゃん」を示さなければなりません。

「デモにも行くけど選挙も行こうゼ」です。

時間はまだありますが、忘れないうちに住民票をうつして

選挙人名簿に登録を済ませておきましょう。

生まれ育った地で投票をすることは

「不在者投票」という制度を活用すれば、可能のようです。

早めにどちらかに決めて、立候補の予定の人の公約を検証しておくことも

大事な戦いでもあるはずです。

デモに行くくらいの政治意識高い系の学生たちには

必要のない話でしたねぇ

詳しくはこちらを参照ください→Q.住民票の移動した後(引越し後)、いつ選挙権が復活しますか。


シルバーウィーク、楽しい予定はありますか?

全国的に好天の様でなによりです。

お金があったら北関東にボランティアに行きたいところですが、

現地にたどり着く前に、私が誰かのお世話になりそうなので、

止めることにしました。


我が家の晩ご飯は相も変わらずこんな様子です。

9/4〜9/18です。
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カレーが多いなぁ

このところはカレーにすりおろしたジャガイモと人参をいれます。

2人分でジャガイモ1個、人参1本くらいれるなぁ。

具はもっぱらチキンです。ほぼ、胸肉だねぇ。


すっかり、秋だねぇ
彼岸花2
この花が咲くと、「秋になったなぁ」って気になります。

彼岸花1
「彼岸花」とはよくいったもので、

お彼岸のこの時期に見ることができます。

ただ、この花、このように細めの茎が地面から

す〜と伸び、その上にこれでもか、という

真っ赤でハデハデな花が咲く。

奇麗以上に不気味です。

そして、墓場に多いんですよねぇ。

彼岸花のは血の・・・と聞いたこともあります。

不気味系の小説の題材にも多々なっています。私の好きな宮部みゆき氏の

三島屋変調百物語シリーズの『おそろし』の最初の話「曼珠沙華」が彼岸花の話です。


曼珠沙華とは彼岸花の別の呼び方です。

 よろしければ、一読ください。
タグ:彼岸花
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「安保法案」戦いはこれからが本番です [政治]

予定通りの内閣不信任案が出されているようです。

今回は牛歩はやらないと思うけど・・・・

前回やっと時はイメージよくなかったみたいなんで・・・

どっちにしても大切なのはイメージだろうけどね!!


いろんところでいろいろな立場の人が、好き勝手なこと言ってますが、

その中で何が自分にとって正義なのかをしっかり見極めようね!!


集団的自衛権の行使に賛成の人たちの多くは、

『現在の周辺環境を考えると米国との関係強化とそれに伴う抑止力は

絶対的に必要で、憲法解釈の時代と環境にあわせたものであるべきである。

そのために憲法違反にはあたらない』

この辺が大方の考え方でしょうか。


問題点はいくつもあります

「日本周辺国の環境の変化」

これに関しては周辺国の該当国は中国と北朝鮮でしょう。

この国の名前は参議院での答弁で出てきているので、ほぼ間違いないです。

そこで、これらの国から攻撃された時には

個別的自衛権で多くのことは対応できるはずです。

東南アジアの国の名前をあげる人もいますが、

これらの国が日本を間接的にでも、日本を攻撃の対象とすることは考えにくいです。

また、「米軍基地があることはすでに集団的自衛権を行使している」なんて

知ったかぶっていっている人がいましたが、

それなら、今までの日本の政府の見解を100%否定することですし、

今、急いでしなければならない「周辺環境の変化」等は

残念ながら理由になりませんよ。あんたら誰の味方?ってことです。

もっと言うなら、それほど危険な国がお隣さんなら、

解釈を変えるなんて中途半端なことでは、国は守れません。

時間がかかっても、多少困難でも憲法を改正すべきです。

この危険と改正の必要性を国民に説得できないような内閣が

解釈の変更などという小細工をすること自体が大きな問題です。

「憲法改正」を問われた安倍ちゃんは「それは難しいですから・・・」って

安易なところから少しずつ・・・なんて姑息なことをするやつを信用できるはずがありません。

                                         
『米国との関係強化』

単純に米国との関係強化には異論はありません。

ただ、抑止力ということに関して言えば、

日本がどこまでの抑止力が必要なのかは

ある程度、明確な基準(数字等)で米国、日本国民双方に提示すべきです。

どこまでも際限なくということではありません。

また、今回の安保法案の成立については国会審議の前に

米国議会で夏の成立を約束しています。

これは明らかに日本の国会軽視で日本国の国会議員としては

許されることではありません。これだけでも不信任に相当します。


『憲法解釈の変更』

これが最大の問題点です。

「法的安定性は不必要」なんて言ってしまった安倍ちゃんのお友達もいましたが、

今までの長年の政府の憲法解釈を変えるにあたっての、

根拠があまりにもお粗末すぎます。

「砂川事件判決」のことは詳しくは書きませんが、

内閣が勝手に解釈を変えてもいいなんてことは、どこにも書いてありません。

また、長年の内閣法制局の判断が間違っていた言う訳ですから、

その間違った人たちの責任はどうするんでしょうか。

それを許し、容認してきた歴代の自民党の内閣の責任はどうするんでしょうか。

そのような身内を切らなければならない判断は全く無視で、

おいしいところだけつまみ食いでは誰かを説得することなどできません。


もっと根幹的な部分で問題があります。

「ひるおび」という番組の政治のコメンテーターで田崎史郎氏が、

「民意」という言葉で現状を政治状況を説明されようとして、

室井佑月が「その言葉、そのまま返します」って反論していましたが、

議員数と民意の関係は一側面でしかありません。

議員数は選挙制度によるところが多く、

前回大勝の衆議院選でも、有効得票数の5割強しか自民党の得票数ではありません。

投票率を考えると有権者の2割強の支持しかない政権です。

ましてや「1票の格差の違憲状態」で当選した、

言わば、憲法違反の代議士です。

そんな、人がこれだけ多くの専門家や市民が反対している法案を

成立させる正当性があるはずがないでしょう。


根本的なところで間違っています。

自分たちの立場をわきまえて、国民の声に耳を傾け

自分たちの正当性をあげる努力を最初にすべきです。

集団的自衛権なんて大事な問題に手を付けることなど、

できる国会議員たちではないのです。



『武力行使の新3要件』で「存立危機事態」とか「重要影響事態」とか、出てきました。

年末の流行語大賞を狙うならOKですが、これが歯止めになるとは到底思えません。

だいたい、戦争をするときにはどんな戦争でもどんな立場の国でも

「大義」は存在します。それは現在の無法者テロ集団ISにもあります。

「資源が無くなる」「邦人救出」これらが、

戦争を始めるのに、最もわかりやすい「大義」です

どこからどう見ても歯止めにはならんでしょう!!

これら中身でホルムズ海峡云々の議論がありますが、

あまりのバカバカしさに、素人の私でも突っ込むのも嫌になります。


国の安全は憲法だけでは守れません。

本当の危険が降り掛かってきた際には

超法規的対処をするしかないのです。

状況を正確に判断し、

たとえ違法でも、罰せられても

国民を守るためには

その判断を勇気を持って行う。

それができるのが真の為政者です。

その代表が総理大臣でなければなりません。

その覚悟があれば、

平時の現実的な法律は

憲法9条の

厳しさくらいで、

ちょうどいいのです。

それこそが生きた憲法であり、

為政者の責任です。


安保法案は今国会で成立するでしょう。

しかし、これで終わりではありません。

多くの法律が同時に成立するということは、

それぞれの不備も当然多いはずです。

国会の勢力図が変われば、その法律細部で

廃案同様の効果を出せる可能性も大いにあります。

戦いはこれからです。

何をすることが最も効果的なのか、

一生懸命考えて、

行動していきましょう!!
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『戦争反対』と叫ぶためだけのデモにいく前に、まずは考えろ!! [政治]

安保法案はどれだけデモに参加する人が増えても、

民主党がおきまりのパフォーマンスを繰り広げても、100%成立します。





ここで今一度考えなくてはならないこと、

それは闇雲にデモに参加することではありません。

まあ、法案成立後に今まで通りの規模や人数、日数でデモが行われるかは、

かなり、難しいだろうけど・・・

馬鹿みたいにデモで「戦争反対」と叫んだところで、

誰も怖くなし、何も変わらないということを再認識し、

もっともっと、自分の考えを熟成、確立していくことを最優先にすべきです。

それは何についてなのか・・・・

○この法案のみに反対なのか、安倍政権に反対なのか

○現在の日本の経済界は安保法案には賛成(黙認)です。
   
   それをふまえて、経済と引き換えにしてもこの法案に反対なのか

○防衛、抑止力は必要なのか、どうか。
最低でもこの3項目くらいは自分の考えを持っておく必要がある。

そして、その結論を持って、次の行動は何かを考える。



現在の多くの日本人は景気のため、自分たちの金銭的な利益のためなら、

他国で自衛隊員が多少数亡くなることなど、大きな問題ではありません。

それを証明するように経済界は安倍政権支持で微動だにしません。

それは、現審議中の安保法案にも賛成ということです。

また、デモで叫ばれている「戦争反対」と「憲法守れ」は同じことではないということを

何人の人が認識しているのか・・・はなはだ疑問です。

「戦争」の定義って何?という質問にどれだけの人が答えられるでしょう。

その回答を持ち合わせている人は日本はこの法案が成立してしまったら、

その戦争をする国になってしまうと考えているんでしょうか。


防衛=国を守ること

抑止力=国を攻められにくくするための準備(装備)


このことに疑問のある人はどこの国の人ですか?

「今の状態で十分だ」という人もいるでしょう。

だた、下記のような事案にはどう反論しますか?

『国際情勢の変化』 力関係が変化すれば、停滞している防衛も抑止力も効果を発揮しません。
『抑止力を担っている米国の要請』  今の状態を維持するためにも、米国の要請には多くの場面で

                                                  答える必要があります。


デモも無意味とは言いませんが、

ただ、何も考えず、「戦争反対」をリズムにのって、連呼するだけなら、

100%ムダなことでしょう。


戦争がらみで、ここ数日腹の立っていることを書きました。

続編を明日更新します。
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自衛隊のPKO(国連平和維持活動) 派遣が最たるもの [政治]

一連の安保法制批評の3回目です。【高いハードルを越えたことでの未来への影響】です。

過去の2つも良かったら、参照ください。

1:『安倍ちゃん 今回の会見は立派でしたよ』

2:『戦争だって殺せば人殺しだよ』


今回は安全保障というよりは、多くの事象で言えることです。

新しいことを始めるにあたって、『0』『1』にすることに多くの労力が必要になります。

『1』になれば、あとは比較的惰性で『2』『3』・・・・と上積むされていきます。

様々な商売で『1』を作り出すことで四苦八苦して、

いろいろなアイデアを出すために、頭をひねっています。

このことは多くの人が納得するでしょうねぇ〜〜〜

私も多くの営業の勢力を『0』『1』にすることにつぎ込んでいますけど・・・

なかなかうまくはいかんけど・・・・(泣


安全保障に関して、『0』『1』にすること一例としてPKOをあげることが出来ます。

まず、PKOとは国連平和維持活動のことです。

詳しくはちょっと自身が無いので、内閣府の国際平和協力本部事務局(PKO) のページを参照下さい。
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記憶にあるでしょうが、最初にPKOを派遣するための法案を作る際には、

国会でも大変な議論でした。

私の記憶にあるのは国際平和協力法でのカンボジアへの派遣についてですが、

調べてみるとアンゴラへの派遣も同時期でした。

そこからのべ回数で11回のPKOは行われています。

近々では2011年(平成23年)11月の南スーダンです。
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南スーダンに派遣されたことは薄々知っていましたが、注目度は明らかに低いです。

こういう事なんですよねぇ。

初めて集団的自衛権を行使したとき、自衛官の殉職一人目・・・・・

この『0』『1』はマスコミも含めて大騒ぎでしょうが、

この騒動は『1』だけが最高潮であることは容易に想像できます。


今回の安保法制は集団的自衛権では、『0』『1』にしました。

あわせて武器使用を緩和した事で、「自衛官の殉職一人目」は時間の問題です。


3回に分けて論じてみましたが、やはり空しいと言う他ありませんねぇ。

みんな手に手を取り合って、平和を目指そう!!なんて

能天気な話は無理なことは十分承知ですが・・・・

「右翼チックに力任せ」でも、「何があっても許してしまう」でも、ありです。

これは国民一人一人が考えて、選択するしかないです。

それを「どこでどのように表現するか」です。これも難しいんですけどね・・・


この頃、ハードなネタが多かったので、そろそろ猥雑な話にしよ!

では、次回も宜しく願います!!

また、「朝ドラ&あさイチ」ウォッチでも再開するか・・・・どう?


「父の日への新提案」 よかったら「父の日」の参考にして下さい

タグ:PKO
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大阪都構想 橋下徹大阪市長惜敗 さばさば会見 [政治]

一応、注目の「大阪都構想」は住民投票を素通りするわけにもいくまい。
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結果は反対50・38%(705,585票)—賛成49・62%(694,844票)という結果になりました。


当然、選挙権もありませんし、一都市の行政の話です。

ただ、国政レベルでも野党第二党の政党の最高顧問が、

政治生命をかけての大一番であるということでの注目度。

国政選挙とは違う、住民投票の支持拡大の活動の方法。

ある意味では選挙運動以上と言っても過言ではない加熱ぶり。

それが全国で今、大阪市でしか行われていないという現実。

当日有権者数は約210万4千人、市というレベルでは全国一の規模の投票行動であること、等々。

多くの人が注目したことは言うまでもありません。


「大阪都構想」の内容、是非はよく分かりません。

それほど興味も無いので通り一辺倒の知識しかない、が本音です。

ただ、この結果を機に7、8年議論してきた

「大阪都構想」の根本的な理念が白紙になってしまうのはどうなのか?

個人的に「橋下徹」という人は、はっきり言って嫌いです。

しかし、大阪を愛し、大阪を良くしていきたい!という信念、

どのような困難にも最初の信念を貫き通そうとした決意、意思には敬意を表します。

ただ、本当に大阪は未来に向けて改革をしていかなければならない部分があり、

それが橋下君の指摘したようなこと、市を分割することがその手段であるのなら、

その意思はこれからも貫き通すべきです。

これまでもそうですが、橋下君の政治手法は今回の「退路を断つ」発言も含めて、

瞬間的な流れを作るやり方ではあるでしょうが、王道の政治手法ではありません。

また、敵が多すぎる!!ご本人会見でもそのことは認識していたようで、

「このような政治家は今の大阪には必要ない」というような趣旨のことも言ってました。
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負けたら引退する、そのことは潔いようにも見えなくはないですが、

賛成票694,844票、投票者数内49・62%という支持を見捨てることです。

本当に改革をしなければならないのであれば、

政治の場に残り、着実に味方を増やし、理解を深め、より良い大阪のために身を投じるべきです。

家族等の負担も口にしていたようです。

その負担を軽減してあげたい、その気持ちもよく分かります。

ただ、ここまで大阪を引っ掻き回して、大阪市民の考えを顕在化し、二分した責任の取り方は

政治家を止めることではありません。

このままでは「やっぱりヤンキー兄ちゃんの壮大な思いつきに

付き合わされただけやったなぁ」で終幕ですよ。

それで本当にいいんでしょうか?橋下君!!


もう一つ、今回の投票行動に特徴的なことは20代〜50代は賛否はほぼ同数、

年代によっては、賛成の方が多いということ、

しかし、60代では51・8%が反対、70歳以上に至っては3分の2に当たる63・8%が反対。

このように年代別でくっきりと別れる集計結果となっています。

若い世代は未来への希望へ賛成と投じ、

年寄りは現状維持のため、未来を封じる反対を投じた、ということです。

大阪のジジ、ババは

「現在の自分の権利を守るために子供たちの未来を抹殺した」

評価します。

それが反対を主張した人たちの戦術だったので、

単純に「ジジ、ババのせい」とはいえないでしょうけど・・・

「市制126年にも及ぶ大阪市が無くなってしまいます」などと

行政とは全く関係のないエモーショナルな文言もジジ、ババの琴線に触れたんでしょう。

その辺は現状維持を望む日本人的メンタルをも巧く付いたなぁ。


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それから、大阪市の問題なのに賛成派が「CHANGE OSAKA!5・17」

反対派が「We Say NO!5・17 Osaka 」って

大阪市ってどこの国だよ!!

「改革!やってみなはれ!!」とか「都構想!!反対でんがな」とか・・・

こんなんが「大阪」って感じだったんじゃねぇ

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戦争だって殺せば人殺しだよ [政治]

2回目は【戦争と戦闘と明確に分離する】です。

まあ、多くの私見は前回の【集団的自衛権行使容認にでの戦争について】に集約されるんですが、

本法案では「戦争」「戦闘」は区別した方がいろいろなことが分かりやすいです。

極左の社民党や共産党は「戦争」という文言を使いますが、

前回の【集団的自衛権行使容認にでの戦争について】でも証明した通り、

この法案が戦争に直結することは、かなり考えにくいです。

単純にアメリカの戦争に巻き込まれるという解釈は間違っています。
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ちょっと話は本筋からは離れますが、

極左政党は「戦争」という言葉で国民の危機感をあおる戦術のようですが、

単純に「戦争」考えは間違っているので、政府につけ込まれ、

「戦争」という大きな的を否定することで、

より平和を強調するという橋下的理論展開に誘導されています。

はっきり言ってこの「戦争」戦術は多くの場面で失敗です。

まあ、極左政党の連中はそれに気付いて頃には「遅かりし」ってことなんだけど・・・


そこで問題にしなければならないことは「戦争」ではなく「戦闘」です。
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本法案では武器使用も緩和されそうです。

ということは、自衛隊も戦闘行為に参加する可能性があるということです。

自衛隊が戦闘で死ぬ可能性が大きくなったことは間違いありません。

個人的に重きを置きたい事象は戦闘行為で殉職することではなく、

自衛隊員が撃った弾で誰かが死ぬということです。

それは様々な理由をつけても殺人であることに他ないからです。

この事案が発生したときの政府、国民の覚悟は全く出来ていない。

一般的な「戦争」という環境下での兵士のメンタルケアの重要性や困難度は

多くの戦争から証明されています。

ある意味ではプロの戦闘員でも心身に支障をきたすようなことがあるんです。

現在の我が国の自衛隊はどうでしょう。

時々、戦闘行為で自衛隊が殉職することについては、議論になりますが、

殺した自衛官についての議論は全くないです。

そんな現状の体制で安易に武器使用を緩和して大丈夫ですか?

ある程度、その現場に対応した武器を使用することが出来るようになったので、

危険な場面でも自分を守ることが自衛官はできるでしょう、なんていう理論で、

より危険な任務に就いた時に、適切に武器を使用し自分や仲間を守ることが本当にできるのか。

現時点では甚だ疑問と言わざるを得ません。


当然、自衛官が戦闘行為中に誰かを殺害しても

ニュースにならない可能性は高いですが、

殉職したとなれば、多くのマスコミは黙っていないはずです。

しかし、もっと怖いのは1人目が亡くなったときは大騒ぎになるでしょうが、

10人目のときには大きなニュースにならない、ということです。

この1か0かの壁は非常に大きい。

それの大きな高い壁を乗り越えないように、みんなで知恵を出してきたのに、

それを簡単に、憲法も改正せず、拡大解釈、それも過去の解釈の大幅変更で

乗り越えてしまう可能性が高い、ということが大きな問題であり、決断なんです。

これは次回の【高いハードルを越えたことでの未来への影響】に関連してきます。


戦争は100人殺せば英雄です。

戦争でない紛争状態の中、1人殺してしまったら、

殺人者というレッタルを自分で貼ってしまうんではないでしょうか。

逆にそのような精神状態にならない人間は自衛官としては失格です。

それは戦争好きの傭兵に他ありません。


このように戦争ではない環境下での相手を殺害する、あるいは殺害される、というような状況を

想定しながら、本法案を議論せずに、

戦争での人命だけを議論することは安倍ちゃんの思うつぼですよ。


このような自衛隊のリスクについて先の会見の質疑応答で

安倍ちゃんは「今までも1800人の隊員が殉職している」というような

戦闘行為で亡くなることと、事故等で亡くなったことをごったクソ、味噌クソ一緒に論じました。

これは大失敗ですよ、安倍ちゃん。

実際の統計は

『自衛隊の前身である警察予備隊が発足した1950年以降、

殉職者数は今年3月末現在で1874人。

車両や航空機、艦船による訓練など任務中の事故が7割以上を占め、

残りは過剰業務による病気などが原因』のようです。

これは、「1800人近くも死んでいるのだから、1人2人戦闘行為で死んでもいいんじゃねぇ」

とも解釈できるし、

戦闘行為での殉職の深刻性を軽視したともとれる。

ほとんど場面で成功と言える会見と質疑応答であったんですが、

これは全てをチャラにするような、現財務大臣兼副総理のそれに匹敵する

大失態発言でしたよ。

しっかりしなさい安倍ちゃん!!

まあ、ここに突っ込みきれる野党もいないので、結果オーライですけどね。


なんか今日の内容は「どっちの味方」って感じでしたねぇ。

では、次回は【高いハードルを越えたことでの未来への影響】です。

では、また!!
タグ:安倍ちゃん
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安倍ちゃん 今回の会見は立派でしたよ [政治]

「戦後日本の安全保障の歴史的転換期」と言われる関連の法整備ですが、

日常的には「何のこと??」ってな日々が過ぎ、

大きな反響も無く法律は作られていくのでしょう。

このことは先の参議院選でその体制は固められたので、

今更、「反対」をしてもAfter Festival・・・ん? 後の祭りですよ。
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国会での審議が来週くらいから本格化しそうですが、

「今国会中に成立させる」って米国の議会で高らかに宣言してしまった手前、

何が何でも今夏中には確実に成立するわけですから、

いつも以上に国会審議は通過儀礼でしかありません。

現実的にはこの他国で成立時期を宣言してしまうなんて最大級の国会軽視です。

大手の新聞、テレビを含めてのマスコミがもっと騒ぐべきなんですが、

いい具合に自民党のメディアへの締め付けの効果を発揮してきているようです。

「集団的自衛権」「言論統制的な自主規制」が結びついている・・・

この点だけでも戦前的と解釈する人が出てきても不思議ではないですなぁ


そんなこともあり、法案の細部を検証することに大きな意味は無いので、スルーします。

しかし、問題は確実に存在しますので、何点かで自説を展開します。


【集団的自衛権行使容認にでの戦争について】

【戦争と戦闘と明確に分離する】

【高いハードルを越えたことでの未来への影響】


この3点+αくらいで書きます。

多分、長くなるので、1項目づつにしときましょうかねぇ。


【集団的自衛権行使容認にでの戦争について】

新聞等を個人的に分析してみても、昨日の安倍ちゃんの会見の中身で重要な部分の

「安倍ちゃん的な平和論」「非戦論」ということで間違いはないでしょう。

「戦争法案」とか言っている左翼政党の主張は現時点ではほぼ間違いです。
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現在のテロが頻発している世界で「戦争」をどのように定義するかということも難しいですが、

新法案を正確に判断すると「アメリカの戦争に巻き込まれる」なんてことは無いはずです。

ましてや日本が進んで戦争をすることは考えにくいので、

多くの人がイメージする「戦争」はまだ出来ない、ということが正確です。

「まだ」ですよ!!

個人的には集団的自衛権はどの国にもある、と考えています。

自国民を守るために本国より遠隔地で同盟国が武力行使をした時に後方支援をする、なんてことは

至極、当たり前な行為なはずです。

ただ、日本近辺であれば個別的自衛権で武力行使は可能です。

遠隔地となると、どのような現象であるか、を定義しなければ

武力行使どころか、後方支援もPKOもできません。


集団的自衛権の行使が認められないと国際貢献、もっといえば米軍支援ができません。

最大の目的は「日米安保にともなう米軍支援を可能にする」です。

これが「最大の安全保障であり、抑止力になる」に繋がる考えなわけです。

これが現在の多くの政治家の考える安全、抑止力と米国の関係、連携です。

そのために安保体制を強化したいがために積極的平和主義などの

いろいろな言葉を作り出し、やや強引にでも法整備をしたかったということです。


その目的のために、なんとしても集団的自衛権を行使できるようにしなければならない。

それが今回の法制での「それは当然、出来るんじゃねぇ」みたいな???な紛争例によって

行使が容認できる理由となっています。

本当は「認めさせてしまえば、こちらのもん」的な発想の根幹が、

大きな争点なのです。


本来なら邦人保護という観点、本国の最低限の生活を守るためのエネルギー輸送の保護等は

個別的自衛権の地理的制約を広くして、解釈を変更することで対応できるはずです。

邦人保護、エネルギー輸送の保護は明らかに個別的な国の紛争案件ですよ。

集団的自衛権の行使容認より、個別的自衛権の拡大解釈のほうが

現実的で運用もしやすく、「戦争」から遠いはずと考えるのは私だけはないはずです。

簡単な方法ではなく、何年も政府と法制局で議論してきても

「行使をしない」という結論に終始してきたことを一内閣が強引に容認してしまった。

この、現「集団的自衛権行使容認」の真の意味、価値は

今よりもっと先の「戦争」への布石だということです。

【高いハードルを越えたことでの未来への影響】にも関連しますが、

これから先に「もっともっと戦争に参加できること」、

言い換えれば「アメリカが要望するアメリカが担っている戦争的な行為のある程度の分担」を

容易になるような法律ができる可能性が非常に高くなったことは否めません。

それは、共産党、社民党が政権でも取らない限りその方向に向かっています。

これは自民党だけでなく、どの政党も

心の奥では集団的自衛権の行使容認による米国の関係強化は望んでいることです。

本気で集団的自衛権の行使容認反対ではなく、段取り論的な部分での国会論争して、

「やっぱり、安倍ちゃんは誠意が無い」的な落としどころで挑むんでしょう。


このような戦争論、平和論を考える時に我が左翼は明確な結論的な思考を持ち合わせていない。

強力な武力、現時点では強靭な日米安保での抑止力が平和を維持する唯一の手段と

右翼チックな人は何の疑いも無く信じています。

左翼的発想の人々はどの様な方法、体制で平和を維持できるのか、ということに対して、

武力のような明確な手段を持っていない。

このことが論戦で右翼的な人たちに負けてしまう最大の原因です。

この「戦後日本の安全保障の歴史的転換期」に私を含めて左翼は

真剣に考え、結論を出さなければなりません。


と、こんなところで久々にハードな内容でした。

少なくともあと2回はこの内容で展開しますよ。

今回で興味を持って人は次回を楽しみに!!

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祝「自公大勝!!不意打ち、だまし討ちが大成功!!」 [政治]

第47回衆院選も、大きな混乱も激変も無く、淡々と終わっていきました。
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予想通りのこと、ちょっと「え〜〜〜」なこと、などはありましたが・・・

割合としては「え〜〜〜」なことが多いかなぁ〜

□予想通りなこと

 ○自民党に起こったことほとんど

   公示前は与党はさすがに20前後は減らすだろう、と思いましたが、

   選挙戦が進むにつれて、もしかしたら現状より上積みするのかもっていう勢いでしたが、

   結果は-3議席でした。こんなもんかなぁ。

 
 ○投票率

   戦後最低は更新も予想通り。50%切るかも、と危惧したが、ギリ50%キープの52.66%

   極寒豪雪の地域もあったわりには・・・・こんなもんだろうよ

   もう、この件に意見することもバカバカしくなるよ!!


 ○共産党躍進

   「もう共産党しか無い」・・・・・この気持ちスゴくよく分かる。+13はちょっと取り過ぎかもね

 
□「え〜〜〜」なこと

 ○民主党党首の落選&元党首の最終議席での当選

   議席を+11した中での党首の落選はさすがにビックリでした。

   それも比例の復活をかけて争ったのが、元党首・・・・

   この人のおかげて民主党が方向性を失ったと言ってもいい人なので、

   この人が落選して、党首が当選した方がよかったことは100%間違いない!!


 ○維新の党の健闘

   個人的には議席激減で民主党と合流かもなぁ〜〜〜と思ってましたが、

   -1は大健闘でしょう。

   風任せでなく、真の評価された41人といってもいいんじゃないでしょうか。


 ○次世代の党激減

   はっきり言って、自民党と変わらんけど、ここまで減らすとは・・・

   自民党との違いが見えにくい分、反自民の受け皿には成りづらいし、

   積極的には選びにくいよなぁ〜〜〜


 ○ちょっとローカルですが、私の該当選挙区での維新の党候補の当選

   私の住んでいる地域は自民ガチガチの選挙区です。

   なので、強い追い風でも吹かない限り他の候補者が通ることは無い。

   その中での維新の党候補の比例での復活当選はかなりの驚きです。

   立候補までの動向等々、賛否はあるでしょうが、

   反自民の受け皿が必要だというする立候補への決断は賞賛されるはずです。

   この反自民の受け皿という発想が正しいかどうかは別にして、

   今回の選挙でも反自民という人は投票者の6割は存在していることも事実です。

   もし適切に候補者を擁立することができれば、違った結果になったのかもしれません。

   まあ、どっちにしても「たられば」の話だけどね。


 ○夏から解散の時期を検討していた

   安倍ちゃんと菅さんは夏くらいから解散の時期を検討していた。それも2人だけで・・・

   決して外部に漏れないように細心の注意をはらったそうです。

   際になって読売新聞が解散のことをスクープしましたが、

   それがなければ、もっとギリギリまで発表しない予定だったらしい。

   秘密にしなければならない理由は野党の準備が整わないうちに選挙をすること。

   有権者をけむに巻くこと・・・・

   この作戦にまんまとハマってしまった。

   安倍ちゃん周辺は「大義が無い」と世間が騒いだ時に勝ちを確信したそうです。

   大義が無いということは、現状に不満が無いということに

   イコールという判断だったようです。  そうかもなぁ・・・・

   ただ、いくら常在戦場とはいえ、このような不意打ち、だまし討ちのようなやり方が

   正しいとは思えません。

   本当に「アベノミクス」に自信があるなら正々堂々と正面突破すべきでしょう。

   それが真の為政者の手法です。

   ・・・・書くだけ空しいなぁ〜〜〜私も騙されたからねぇ


●あれほど、違憲状態という裁判結果が出たにもかかわらず、

  選挙制度を改革しないままに、強行された選挙は、また裁判の対象になります。

●だまし討ち解散、品の悪い策士安倍ちゃん政権。

●有権者の2割しか支持していないのに、巨大な与党。

●比例復活当選と小選挙区での落選の票の逆転状態の酷さ。

安倍ちゃん政権の非正当性をあげればきりがないですが、

これは言うだけ無駄なことです。

こうなれば、多くの人が望んだ日本の津々浦々までにアベノミクスの恩恵を届けるという

安倍ちゃんにがんばってもらうしか無いです。

ここから有権者ができることは「政権の監視」のようなことをよく耳にしますが、

それ自体にはほとんど意味がありません。

実際に出来ることが限られるからです。

■世論調査が来たときの対応

■来年の統一地方選挙

■再来年の参院選

この3つしかないからです。

各党の選挙公約くらいは読んで、最悪、新聞に掲載される公約要旨くらいは確実に読む。

そこで自分なりに理解して、投票をするための準備をすることです。

今回、街頭インタビュー等でよく聞かれた、「よく分からないので、選挙に行かない」なんてことが

無いようにすることが、唯一の有権者の出来ることを自覚することです。


たしかに白紙委任したわけではないという負け惜しみはあります。

これほど、巨大与党になったために、より丁寧な国民への説明や国会論戦にはなるはずです。

しかし、やると決めたことはいくら反対の声が止まずとも粛々と実行するでしょう。

少なくとも衆院選はあと2年はないと考える方が普通です。

この2年間我が国がどのようになっていくかが楽しみ!?ですなぁ。


マッサン:今日のツッコミ

-医者も人の一生に関わるような重大事項を

-廊下の休憩室みたいなところで話さんよ。

-もし、他の人、もっと言えばエリーちゃんが聞いていたらどうするの?

-実際には英一郎君が聞いていたし・・・

-それにしても英一郎君、口が軽い男はダメよダメダメ!!

それではごきげんよう、さようなら。

タグ:投票率
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「選挙の争点は?」 [政治]

いよいよ「選挙に行こう!!スペシャル」 としては今回が最終回です。

前回の「安倍ちゃんと公明党」では個人(一団体)への批判的な色合いが強かったですが、

個人的にはあれでも1/10くらいしか出していません。

まあ、あまり個人攻撃も好きなやり方ではないので、かなり自重気味となりました。

個人的な思考のバイアスがかかっていることは間違いないですが、

ある側面では的を射ていると自負しております。


新聞紙上では選挙にいく意欲をそぐような記事ばかりです。

「自分が1票投じたところで、何も変わらんよ」・・・・その考えもよく分かる。

しかし、「選挙に行こう!!スペシャル」 5回目は「政治参加と選挙」でも書きましたが、

投票率をあげることに大きな意味があります。

すぐには変わらないかもしれませんが、変化の種をまくことなのです。


この「投票率」ということは今回の選挙の争点に大きく関係しています。

私の考える今回の選挙の争点は「アベノミクス」でも「原発」でもありません。

「現政治状態の維持」と「政治参加」ということです。
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まず、再々「アベノミクス」に代表される経済対策が争点にならないと言ってきましたが、

そろそろ、それは何故か?を発表します!!

散々、引っ張っといてこれかい!!っていうご批判を覚悟して書きますが、

基本的に経済を悪くしたい、と考えている人はいません。それは共産党の人でもです。

また、選挙の度ごとのアンケートでも重視する政策のトップはいつも「景気対策」です。

全ての政治家(立候補者と言ったほうがいいのかもしれませんが)と多くの有権者が

重視しているということは、誰が誰を選んでも「景気対策」は行われるということです。


好景気の概念やその恩恵、その手法には様々な考え方があります。

その一つが「アベノミクス」です。

今の為替や株価の状態が好景気(その過程)としましょう。

「選挙に行こう!!スペシャル」 3回目は「最大??の争点、アベノミクス」でも書きましたが、

今の状態はかなり劇薬的なカンフル剤を使っていることに異論のある人はいないはずです。

今、この劇薬の使用をゼロにすれば、どんなことになるのかは、ある程度は想像出来ます。

それはいくら考えの浅い民主党の面々が政権を取ったとしても、

急激な変更はしないでしょう。

彼らの掲げる「厚く豊かな中間層」を実現するために、

徐々に方向を変えていくことにはなるでしょう。

「厚く豊かな中間層の社会」って意味分からんけどね。

誰がやっても「景気のいい社会」を目指している。到達点は同じです。

それを選択の条件に出来ますか?

ある特定の経済対策を支持している人は、現在、保持している既得権益を

何が何でも守りたい人に他ありません。マイノリティーということです。


多くの選挙で現職と言われる人は「過去の実績、これまでの評価」というようなことを言いますが、

基本的に選挙は未来を選択するものです。

「過去の実績、これまでの評価」だけを争点にするのは間違っています。

あくまで、過去の実績は参考資料でしかないということです。

「アベノミクスの2年間の評価」これは争点ではなく、参考資料なのです。


ちょっと本題から離れちゃいましてけど、経済がらみで「消費税」についても・・・ちょっとだけ。

「消費税」は未来には必ず上がります。今の財政状況を放置することはできませんし、

その解決方法は消費税が最適だからなのは、あえて言うまでもないほどです。

増税は今日は無いですが、明日か明後日かの違い程度です。

これも「争点」というにはほとんど差がないですよねぇ〜〜〜

共産党が政権を取れば違うけどねぇ〜〜ただ、大企業の本社はほとんど外国になるかも・・・


かなり遠回りしましたが、「争点」の「現政治状態の維持」と「政治参加」ですけど、

本題に行き着くまでにかなりの文章量になりましたが、もう少しお付き合いください。

今の選挙は小選挙区比例代表並立制という長い名前がついています。

この制度には功罪はあります。どの選挙制度にも功罪はありますが・・・・

その特徴として勝敗に大差がつくことが挙げられます。

それはアメリカのような実力が伯仲している2大政党がある国には適していますが、

現状の日本、あるいは日本人の性格には適正は低いのかもしれません。

個人的には「緩やかな二大政党体制の政治」を理想としています。

今のやや適正を欠くような状態は「その過程にある」といいなぁ〜〜って考えています。

「緩やかな二大政党体制の政治」論については、また別の機会に。

現在は先に挙げた選挙制度の産物として、自民党の大勝ち状態にあります。

このような”一人勝ち”の状態にも功罪があります。

「功」の部分は決められる政治、スピード感のある政策実行、等々。

「罪」の部分は一定の方向に進みすぎる、独裁的、独断的になりやすい、等々。

現在はこの「罪」の面が強く出過ぎています。

前回の「選挙に行こう!!スペシャル」 6回目は「安倍ちゃんと公明党」にも書きましたが、

驕った(おごった)政治、と言われるような言動が其処此処に見えます。

また、「原発の再稼働」「集団的自衛権の解釈変更」等の政策的にも

問題があると考えている人は少なくないのでは・・・・

これを打破するのが、政治的均衡です。それは数が拮抗している状態になることです。

それぞれの政策や性格への是非はあるでしょう。

しかし、その細部が争点ではなく、今の政治状況がどうなのかということのほうが、

より重要という発想を持つべきではないのか・・・・ということです。


「政治参加」は「投票率」といってもいいです。

近々と長年との2パターンの着眼点の争点があります。

まず、近々では今回の解散にともなう総選挙は多くの有権者が???です。

その上、与党の都合で忙しい12月の選挙戦、投票となっています。

これは明らかに選挙に行かせない戦略としか言いようがありません。

無党派層、浮動票と言われる票がたくさん動くけば動くほど与党に取っては不利です。

かつて総理まで務めた先代の失言王子が「無党派層はこのまま眠っていてくれればいい」という

爆弾失言で自爆したことがありましたが、

そこまで言わないまでも気持ちは、まさに「その通り」です。

そのような解散の裏テーマを許せるのか、です。

本来ならばこれほど多くの有権者に支持を得ない解散総選挙を強行するにあたっては、

公約として投票率をかかげ、自分たちの公約ばかりではなく、

多くの人に投票してもらうような責任のある対策を取るべきです。

想定した投票率に達しない場合は支持をうけていないと判断されたに等しい・・・・

これくらいの投票率への責任は”選挙をしたほう”にあります。

また、長年という視点は、現状のような政治への失望と無関心を作り出した責任です。

これは政治家ばかりが問われることではないですが、

現状はあまりにも政治に対して関心が低いです。

これは「誰はやっても同じ」という状態を作り上げて来た政治の戦略と

政治家よりも数段優れている官僚たちが実務をこなして来たからです。

このあたりを語りだすとエンドレスになってしまうので、止めますが、

このようなより多くの無関心層を作り上げて来た策略にそろそろ逆襲をしなければなりません。

それにはまず、投票をすることです。

しつこいようですが、現状維持か変革かという判断でも、好きか嫌いかという判断でも

投票をすること、投票率を上げることで、政治への参加の思いは必ず、報われます。

ただ、ちょっと長い目で見なければなりませんが・・・・

このように「政治参加をしよう、まず、投票!!」は立派な争点です。


「選挙に行こう!!スペシャル」 全7回もこれで完結です。

もし、時間的に余裕があり、せっかくだからもう1回よ見直してやるか、という酔狂な人はこちらで。

「選挙に行こう!!スペシャル」 1回目は「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」
「選挙に行こう!!スペシャル」 2回目は「解散の大義、このタイミング」
「選挙に行こう!!スペシャル」 3回目は「最大??の争点、アベノミクス」
「選挙に行こう!!スペシャル」 4回目は「野党の看板政策は投票に値するか? Vol.1」
「選挙に行こう!!スペシャル」 4回目は「野党の看板政策は投票に値するか? Vol.2」
「選挙に行こう!!スペシャル」 5回目は「政治参加と選挙」
「選挙に行こう!!スペシャル」 6回目は「安倍ちゃんと公明党」

今回は案外短めかなぁ、と思ってましたが、最長となっていまいました・・・・スイマセン!!

また、ここまで読んで頂いた人は毎回の長文へのお付き合い

本当にありがとうございます。


まず、選挙にいきましょう!!14日は真冬並みの寒波の真っ最中です。

こんな寒いのにどこにも遊びにはいかんでしょう。

散歩がてら、歩いて行けば身体も温まりますよ。

前回の戦後最低の投票率を更新しないことを祈りながら、

「選挙に行こう!!スペシャル」を終了します。


来週は久しぶりに忙しいので、ゆる〜〜〜いネタでの更新にします。

また、お付き合い下さい。


マッサン:今日のツッコミ

-今日は哀しかったねぇ

-昔の家は階段が急だから、両手がふさがってのあの長いスカートの危険には

-マッサンはもっと敏感になるべきだったねぇ

-英一郎君の今後も心配だなぁ。

-英一郎君が医者を呼びに行って、ものすごい大慌てで走って帰って来たのに

-医者と看護婦(当時は看護婦)は落ちついて歩いて来たのに、

-ほとんど同じに家に着いたって・・・・かなり変じゃねぇ

-英一郎君がどんだけ足が遅いか、医者と看護婦がどんだけ歩くスピードが早いか・・・

-もう少し細部の演出に注意しろよ!!

それではごきげんよう、さようなら。

タグ:投票率 争点
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「安倍ちゃんと公明党」 [政治]

政治参加というと何となく大げさですし、「政治?関係ねぇよ!」ということもよく分かります。

投票という行為はその回の選挙に限ったことではありません。

投票をすることで政治家に自身(該当世代)の存在を明らかにすることも

大変重要な意味と意義があります。

まず、投票するということですね。


「選挙に行こう!!スペシャル」 6回目は「安倍ちゃんと公明党」です。
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与党の政策はここではあえて触れません。

自民党は「アベノミクス」の途中経過への評価を全面推しできています。

このことは再々言いますが、全く意味がありません。詳細は「争点」で書きます。


今回は安倍ちゃん個人と現自民党への不信感について書きます。

まず、安倍ちゃんは基本的に自分の考えに反した人の話を聞いていません。

聞いていたとしても、

「その意見を容認し、他社との違いを認め、丁寧に自分の意見を述べる」という

能力が著しき欠如しています。

それは国会をでの論戦を見ていても、自信のある政策や考え方の根幹に触れるような部分を

批判的な質問をされたときの答弁の切れ方をみると一目瞭然です。

相手の質問への回答ではなく、自分の考えを述べることに終始し、

明らかに敵意むき出しのトーンです。笑っちゃうくらいにですよ!

前回の「選挙に行こう!!スペシャル 5回目は「政治参加と選挙」で

多数決で勝利した側は「様々な意見、考え方を集約する役割を手に入れたにすぎない」と

書きましたが、残念ながら、つい先日まで巨大与党と日本国の舵取りをしていた人が、

このような「調整能力」がまるで無い人というのは危険極まりないんです。

「集団的自衛権の行使容認」の閣議決定との因果関係は必ずありますよ。


このような党首の考えが反映しているのか選挙前に民放キー局に自民党から

「選挙報道の公平求める文書」なるものが配布されています。

文章の全文を確認することはできませんが、かなり詳細で多岐にわたるようです。

個人的には「公平」ということにどれだけの意味があるのか、

「公平」の基準はどこにあるのか、などの疑問はありますが、

それは言うまでもなく、約束されていることですし、

その公平の解釈はこれまでは各テレビ局に任されていました。

それに対して、わざわざこのような文章を配布するということは、

圧力をかけているに他ありません。現に選挙の報道が少ないという新聞記事もあります。

この暗にかけたれた圧力は報道の自由や表現の自由にも関係してくる問題です。

この文章への関与を質問されて時(確か記者クラブでの党首会見だったと思う・・・)の

安倍ちゃんの回答は酷いもんでした。

「そんなこと、わざわざ指示するはずはない、公平にやっているのならば、

そんな文章を意識する必要もない」のような趣旨のことを、

質問者を小馬鹿にしたような言いようでした。

もしこれが本心なら、「権力」の意味を全く分かってないですねぇ。

あまりの認識の低さに泣きます・・・本心ならね。

もう一つマスコミ関係の逸話として、TBSのある報道番組に出演した安倍ちゃんが

「アベノミクス」の街頭インタビューで批判的な意見が多かったの対して、

「おかしいしいんじゃないですか」と食って掛かったことがあります。

このことが「選挙報道の公平求める文書」にも繋がったとも言われています。

テレビのインタビュー等の編集にある種のバイアスがかかってることは

多くの視聴者は理解しています。真に受けて目くじらたてる方が幼稚としか言いようがありません。

このような安倍ちゃんに不利な意見をどのように説得力のある反論をしてくれるのかを

多くの有権者は待ったいたはずですよ。それがいきなりの切れ口調・・・救いようが無いね。

政策の評価はそれぞれあるでしょうし、「アベノミクス」も全否定ではありません。

しかし、一人の政治家、特に為政者としての評価は「0」です。


自民党についてもちょっとだけ。

選挙前の驕り(おごり)が甚だしかったですよ。

「選挙の争点は現政権が決める」とか沖縄県知事の結果ででた沖縄の民意を

「基地移転の国民投票ではないので、移転には何の支障もない」等々。

こんなことは今までは思っていても対外的に発信するようなことはありませんでした。

それは驕った政権という評価はマイナスしか無いからです。

政治的な緊張感の無さがなせる所行でしょう。

このようなことを容認しないためにも政治的な緊張感は必要です。

そのためには一強多弱のパワーバランスを崩すしかないです。


ちょっと長くなりましたが、公明党についてもちょっとだけ、お付き合い下さい。

基本、この政党は自民党以外でもっとも権力志向の強い政党という評価です。

多くの時間、場面で与党よりであることは歴史が証明しています。

また、どのような政策でも、たとえ今までの核となるような政策変更をしても

選挙で手にする票はほとんど変化はありません。

それは支持者である人たちにとって選挙運動は功徳を積むことで、

政党の評価することではないからです。

このような政党の正当性には疑問があると言わざるを得ません。

これを踏まえて、この辺で一回、自民党との連立の経緯や意義を

説明してもいいんじゃないでしょうか。

何となく数合わせの利害関係での連立がここまで続いて来たのでは・・・・

与党は野党が連立や合併すると野合とか数合わせと批判しますが、

まさに現連立政権も出発点は数合わせに他ありません。

また、「軽減税率」を耳にタコができるほどおっしゃっていますが、

これも馬鹿げている、としか言いようがありません。

10%で軽減税率って何種類に分けんの?税率は?

例えば食料品を8%据え置きで、他を10%にするのかなぁ?それって増税の意味あんの?

それに軽減税率をして場合の税収の試案くらいだせよ!!

もし、10%程度で軽減税率としたら

手間ばかりかかって税収も思ったほど増えない、こうなるのは目に見えています。

将来的には10%以上の消費税になることはほぼ既成事実になりつつあります。

もっと税率が上がった場合には軽減税率の意味はありますが、10%での意味は限定的でしょう。

このような馬鹿げた話があたかも「国民のことを考えているのは公明党だけ」のような

言葉のマジックが公然と言えるのは政党支持と政策に関係がないことを証明していますよねぇ。

これってどうよ? 正しいか?


今回は政策というより、もっと基本的な面にスポットを当てました。

政策や公約の差を見いだせない時にはこのような基本的な部分を見つめ直すことも

投票のファクターにもなるんじゃないでしょうか。

とにかく、政治や政策などの遠い話だけでなく、「この人好きか嫌いか」でもOKです。

まず、投票に行きましょうよねぇ!!

次回はそろそろ「争点」について詳しく・・・・結構今までで書いたから

意外と短いような気がする・・・・明日か明後日には・・・

毎回、長文へのお付き合いありがとうございます。


マッサン:今日のツッコミ

-今日はちょっとだけウルッと来たねぇ

-しかし、いくら母性とは言え、異人さんに後ろから抱かれると

-若い男子には刺激的かも・・・・考え過ぎ化、変態か・・・・

それではごきげんよう、さようなら。

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