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「政治参加と選挙」 [政治]

箸休めの「うちの晩ご飯スペシャル」が山盛り過ぎて、お腹いっぱいだよ!!

このうちの晩ご飯企画も当初は愛妻が自分でどんな料理を作ったのかを忘れるので、

写真として記録に残し始め、それじゃあ,MyBlogにアップしよっか!ってなノリでしたが・・・

今、わたくし兼業主夫ですので、ほとんど晩ご飯は作っていますので、

当初の目的からかなりかけ離れはところにあります。・・・・ま、いいか!!

今後も続ける予定ですので、宜しくね!!


では、「選挙に行こう!!スペシャル」 5回目は「政治参加と選挙」です。
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ここで、民主主義の起こりや選挙制度の変遷なんかを書いたところで、

面白いことは何も無いんですが・・・・

現在、多くの国が採用している政治制度は代議制民主主義とか間接民主主義という言い方をします。

それには自分の意見を代弁してくれる人を選ばなければなりません。

そのための制度が選挙です。

当然、全てが自分と同じ考えの人などはいません。

最大公約数的な人を選ぶ・・・・ということになります。

前提はこんな感じですが、実際はそれほど単純ではありませんよねぇ。

人を選ぶ場合は該当選挙区内で立候補している人にしか投票権はありませんし、

政党という括りでは大きすぎるともも言えます。


現代の政治は特に「今」はこれからの日本の方向を決めてしまうかもしれない、

重大は政治課題が山積しています。

よく自分が優先する課題を決めて、その考えにマッチした候補、政党を選ぶように、と言いますが、

それも簡単にできる作業ではありません。

1つの課題を重要視しているからといって、

ほかのいくつかの課題を捨ててもいいというわけではありません。

これは「争点」ということに関係してきますので、その回で詳しく書きます。


慶応大学のある学者(名前忘れた・・・)がこれだけ社会が多様化していると

選挙という制度では民意を反映できない。

このような旨の新聞寄稿を読んだことがあります。

その人は市民運動、デモ、直接投票等の手法を駆使する必要性も言っておられましたが、

現時点で、この考えにはほぼ反対です。

たしかに現状は複雑ではありますが、今持っている義務を果たしてもいないのに、

ある主張を掲げ、運動をするということは正攻法ではありません。

自分の責任を果たさずに都合のいい主張をしているに他ならない、と考えます。

と、堅い言い回しになりましたが、

声が大きい奴が勝つ!!というのは嫌いだからねぇ

「原発反対」も一時期、大きなムーブメントとなりましたが、

その運動をして人たちが今回の選挙でどれだけ「原発反対」の政党に投票するか?

「原発反対」と言っても温度差、幅はありますが、

少なくとも現政権では原発は無くなることはありません、ここは確実です。

あの「原発反対」のデモに参加した人が全てがその選択を投票という形で表したら、

今の政治は必ず変わります。これも確実です。

デモに参加することも、寒空にプラカードを持って何処かに集まることもありません。

投票をするという短く、簡単な作業をするだけです。

毎週のように議事堂前にたむろする時間があるならば、

1日だけ投票に行くということは非常に容易なことでしょう。

これは自分が投票してもなにも変わらないなどという、

いかにも現状を把握しているかのようなおっしゃる方々への実証的な反論にもなっているでしょう。


ここからも言えるように一つの内閣では抱えきれないほどの課題がある社会状況です。

一つをとって他はやや後回しというような判断をせざるを得ないのかも・・・・??

ただ、「経済」で判断するということは間違いとあえて言います。

これも「争点」という回に詳しく・・・・


政治参加の方法で確実に認められているのは投票という行為しかありません。

この唯一とも言える機会を無駄にするのは非常にもったいないです。

若い世代(20代、30代)の投票率はどの選挙でも低いです。

逆に60代以降の投票率はどの選挙でも高い数値を示しています。

これが高年齢者重視の政策になっていることは間違いありません。

もっと若い世代の投票率が上がれば、与党もこの世代を軽視することができなくなります。

これは現与党を支持するという判断をしてもいいんです!!

年齢別の投票率は集計されます。それだけで十分、存在感をアピール出来ます。

若い世代軽視と判断されれば、この世代の票が無くなるということ自覚させるからです。

先にも書きましたが、若い人は特に「自分が投票しても変わらない」と考えの人も多いようですが、

今、すぐ変わらなくても、変化の素地をつくることができます。それが大切なんですよ。

それは必ず未来の若い世代のためにもなりますし、その世代にしかできないことがあります。

よく分からなかったり、今に大きな不満が無い人は政権を継続する政党でもOKです。

私みたいに今まで一度も与党に入れたことが無いというのも稀でしょうけど・・・・極左だからね。


今、自由と思い込んでいる社会は民主主義という考え方が基本になっています。

表面的には多数決で物事が決まるように見えます。

大きな決断をする時には賛成か反対かの数を調べなければなりません。

それは今は「選挙」という手段しか無いということですが、

現実的にとてもまどろっこしい手続きと時間が必要です。それが民主主義なんですなぁ。

「めんどくさい」「意味が無い」というのは自由と勘違いしている民主主義を

否定していることにもなりかねませんよねぇ。

民主主義=多数決ではないことは多くの人が納得はしていないでしょう。

多くを手に入れたサイドは数に任せて自分たちの思い通りにできるということではありません。

政治に限ったことではありません。

数の優位性を確保したグループは

様々な意見、考え方を集約する役割を手に入れたにすぎないんですよ。

その「調整能力を認められた」ということを自覚して下さいね。


つくづく文章力がまだまだなぁ〜〜〜〜もっと短く端的に伝えられるようになりたいものです。

もう火曜日なので、投票までに日にちが無くなってきましたので、チャッチャといかんとね。

今まで、与党のことに関してあまり書いていないので、その辺いっときます。

安倍ちゃんと公明党にスポットを当てよっかなぁ。


マッサン:今日のツッコミ

-なんだ、あの息子!!えらく世を儚んでるなぁ。

-この卑屈な考えを打ち砕いてほしい、というのも大将の考えか?

-「欧米に留学していたのに」ってスコットランドだからねぇ

-当時のスコットランドも日本と変わらないような封建的だったと思うよ。

それではごきげんよう、さようなら。
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「野党の看板政策は投票に値するか? Vol.2」 [政治]

いよいよ民主党です・・・・・が。

はっきり言って全くこの公約で民主党に投票しようと言う人はいないでしょう。
民主党本部

「今こそ流れを変える時」・・・・どこへ行くつもり?って感じです。

まず、最大のスローガン「厚く豊かな中間層復活」とありますが、

その方法論はまるで無し。子育て支援、雇用の安定、老後の安心・・・?

どのような政策でこれが実現出来るのか?

消費税を延期するという判断でこのような社会保障の財源をどのように捻出するのか?

どこを削り、どこに補充するのかも全く分かりません。

耳当たりのいい政策、労組配慮に偏った政策は破綻する、ということは

先の民主党政権時の子育て支援、高速道路無料化、ガソリン税と価格の関係、等々。

全く実現出来なかったという反省がまるでありません。

それなのに年金の運用の株式運用倍増はやめるらしい・・・・どこから財源を持ってくるんじゃ〜〜〜

ドジョウ野田さんがそれこそ身を切った安倍ちゃんと約束の議員定数削減は

(不誠実な安倍ちゃんにすっかりかわされてしまっていますが・・・・)

数値目標も時期も無し・・・・ドジョウ野田さんも報われんなぁ〜

TTPも脱退も辞さず・・・・・ずいぶん逆行したもんだ。

唯一、評価出来るのは返還の必要の無い「給付型奨学金」の創設くらいか・・・・

これも、財源等々問題山積ではありますが。


どこを切っても民主党ではダメだねぇ〜〜〜〜

ただ、現在の巨大与党に対抗するための一番手、旗手は民主党しかありません。

今回の選挙での政権奪還は考えていないそうです。

現実的に議席だけをとっても、前回の二の舞であることは明らかです。

民主党の先生方にはもっと勉強してもらわないとダメよ、ダメダメ・・・・です。

しかし、最大級に期待はしています!!


与党の公約は止めときます。

それは選挙の争点に直結するので、「今回の争点」として書きます。

あ、新党改革という党もあった・・・・ま、いいか!!荒井さんすいません。


次回は「政治参加と選挙」みたいな根源的な話にしよっかなぁ〜〜〜

投票日が近づくとできないので・・・・


「このごろ、晩ご飯アップしてくれんなぁ〜〜〜」と遠い目をして愛妻が独り言を言ってましたので、

箸休めの「うちの晩ご飯」を挟みます。

・・・・でも、最近は私が晩ご飯を作っているので、

アップしようがしまいが、あなたに言われる筋合いじゃあ〜〜とは思いますが・・・・

これはオフレコで・・・・(笑


マッサン:今日のツッコミ

-多分、知れない土地のあの山道を行ったら、

-帰りは、ほぼ確実に迷子だね。

-水に入ってぐずぐずの革靴でどうやって山道帰るんだよ!!

-もう少し、ちゃんと装備してやれよ!!

それではごきげんよう、さようなら。

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「野党の看板政策は投票に値するか? Vol.1」 [政治]

「選挙に行こう!!スペシャル」 3回目は「最大??の争点、アベノミクス」は現実的には

道半ばであることは間違いないです。

自民党はその評価も含めて、経済対策「アベノミクス」が争点にしていますが、

実際は経済対策は争点にはなり得ません。それは何故か? 次の機会に・・・・

『成長より成熟』は今後、必ず突きつけられるはずです。

頭の片隅に置いてくれるとありがたいです。


「選挙に行こう!!スペシャル」 4回目は「野党の看板政策は投票に値するか?」です。

公示前に、と思ったんですが、遅くなりました。
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社民党、共産党は代わり映えのしない政策です。

この党が提唱しているような低負担高福祉の国が実現出来れば、

これに勝るものはありません。本当にこのような社会ができるのか・・・・無理だね!!

はっきり言います!!この人たちが国会議員である意味はありません!!

地方議員ではそれなりの価値はありますので、地域政党として出直して下さい。


一時は誰よりも権力を持っていた「クラッシャー小沢、小沢一郎氏」の率いる生活の党ですが、

選挙前に他党からの出馬を希望すれば、離党もOK・・・??

そんな政党は政党の体をなしていません。公約以前の問題です。

「クラッシャー小沢、小沢一郎氏」が何をしたいのかよくわかりません。

じつは「クラッシャー小沢、小沢一郎氏」は好きな政治家の一人ですので、かなり寂しいですけど・・・


注目は維新の党次世代の党ですか・・・

次世代の党は「老体にむち打つ」どM政党です。まあ、皆さんの元気なのがなによりです。

極右政党ですので、一定の支持は得れるはずです。すべてが自主憲法に制定に立脚しています。

ちょっと目を引く意味の分からん公約もあります。

・財政責任法で国家経営の責任の明確化

これは誰の責任なのか?国家経営の責任というなら、まず、このような歪な財政を作ってきた

今のお年寄りの人たち、そう「次世代の党」の方々にもっとも責任がありますが、

その責任をとるおつもりでしょうか?

・公的年金の積み立て方式に以降

これも今のような歪な社会構造、日本の年齢構成分布を作り出した人の

責任回避としか言いようがありません。

行うとすれば、現在の年金受給者も含めてのガラガラポンとするしかありません。

本当にできますかねぇ〜〜〜


維新の党・・・どうかなぁ〜〜「弱肉強食政党」「身を切れば血だらけ政党」かなぁ

消費税が税金としては最も理にかなった税金とも言えなくもない、と考えもあります。

しかし、逆進性でありことは間違いありませんので、

税金の使い方にはよりシビアになってほしいですよねぇ

その、最たるものが国会議員の定数削減と歳費削減、公務員給与の削減、です。

この改革を公約として数字を明らかにしているのは”ここ”だけです。

公約実行ができる議席を持つことができれば、この数字は実現出来ないにしても

それに近いことは必ずするでしょう。そこへの変な信頼は橋下君にはあります。

「道州制」を含めての大阪都は実現したいでしょう。その地方分権も大きな公約でしょう。

議員の世襲に対する規制もあります。


ただ、必要以上の競争社会がもたらす影響はどうなるのか?

セーフティーネット的な保障をどうするのか?

強いものだけでなく、弱いものも安心して暮らせる社会は間違っているのか?

????な部分もありますねぇ。

注目は「電力の自由化、発送電分離」です。これにともなう減原発です。

今の電力の構造で最も問題なのは発電と送電が同じ会社ということです。

発電を自由化して送電を国が管理すれば電気が来なくなるようなことは無いです。

ここに大きな利権があることは多くの人が知っています。

これが実現出来れば、電気代も安くなり、原発も無くなる方向に向かいます。

「脱原発」と言っている人たちにとっては大きな公約ですよ。

あと、面白いのが「ヘイトスピーチは国連人種差別撤廃委員会からの勧告の趣旨をふまえ、

規制のあり方を具体化する」、なんて文言もあります。

先日、大ひんしゅくの「在特会」の会長との怒鳴り合い、ののしり利合い会見をした人が

党首の党の公約?ってなんかへんじゃねぇ!!って感じです。


長くなったので、民主党は明日にしますが・・・・

この党が一番責任を果たしていない公約です・・・ガクッです。


「公約」って言葉を使っていますが、つい最近まで「マニフェスト」って言ってたんじゃねぇ?

何が変わって来たのか・・・・

「マニフェスト」とは公約というよりもっと厳密なイメージがあります。

厳密とは数値目標から期限、規模は確実とその成果の検証が必要です。

数値目標や期限となると任期いっぱいでどのようなことができるのか?ということなので、

任期半ばでは「マニフェスト」も達成できていない分野も多いでしょう。

日本のように任期半分の2年で選挙をすることになれば、どうです?

できている「マニフェスト」は当然の結果で、できていない「マニフェスト」は約束違反ということになり、

できていない「マニフェスト」にスポットが当たることは言うまでもありません。

検証は有権者が行うことがべきですが、国内では報道機関が選挙前にちょっと行う程度で、

国民はそのような高い意識に達している人はほとんどいません。


日本人にとって「政治」は参加するもので自ら判断する主体的なものではなく、

何かをしてくれる、それを待っている受動的な存在でしかないからです。

このような日本人の政治観を作り上げたことが55年体制の自民党にとっての功績でしょうねぇ

大きな恩恵を受ける人やそれが修行ととらえている人は別ですが・・・・


ちょっと逸れましたが、きっちりした「マニフェスト」ではなく、

ゆる〜〜い公約が日本の政治に適していることが、再認識されてということでしょう。

また、今回の公約については選挙準備時間が短かったという言い訳はできます・・・・か?

いろいろ????なことがあったとしても・・・です。

ただ、逆に言えば時間がない分、その政党の神髄がより見えるとも言えるはずです。

それなので、新聞に載っている公約でそれぞれの政党の概略くらいは掴めますよ。


私も今回の記事は某極左新聞の公約(要旨)を参考にしています。

不備等はその新聞の記事が悪いということです・・・・(笑


では、民主党は明日にしますね。


最大の願いは皆さんに選挙にいってほしい!!ということです。

それが、「選挙に行こう!!スペシャル」ということに表しているつもりです。

これに懲りずに、次回も読んで下さい。


マッサン:今日のツッコミ

-日本家屋の勉強のために大工のしんちゃんに話を聞いていますが、

-夕方くらいまで話している感じでした。

-しんちゃん、仕事行かなくても大丈夫だったの?

-エリーちゃん酔った時の歌は英語でもいいでしょうよ!

それではごきげんよう、さようなら。
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「最大??の争点、アベノミクス」 [政治]

「選挙に行こう!!スペシャル」 2回目の「解散の大義、このタイミング」はいかがでしたか?

解散する判断は首相にしかできないので、多かれ少なかれ「首相の都合」なわけです。

しかし、本来なら4年に1度しか無い衆議院議員の選択を2年でできることは

悪いことだけではない!と考えます。


広く浅い知識はある程度のレベル以上にはあると自負はしています。

その中で経済と文学はそのレベルはやや落ちる・・・かなり落ちる。

「経済」はお金に縁がないということもあるでしょうねぇ〜〜

「文学」は娯楽として本を読んでこなかった・・・よって、小説は全く・・・

今でもその傾向はあって、小説の乱読はほとんどしません。

読む本はお気に入りの作家限定です。

まあ、これは本題ではありませんが・・・・


今回の選挙戦での「アベノミクス」と言われる景気対策の是非を

最大の争点にしたい安倍ちゃんサイドです。

野党は完全否定、絶対反対から修正要求という基本賛成という立場まであります。

「争点」という視点からは改めて、ということにして、

もっと純粋に「アベノミクス」はどうよ!!を経済オンチ、すげ〜〜庶民な立ち位置で書きます。
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前提として「アベノミクス」の第一の目的はデフレからの脱却でしょう。

デフレはデフレーションの略でインフレの反対です。詳しくはWiki「デフレーション」で。

簡単に言えば、物価が下がる、下がる傾向にある経済状態のことを言います。

昔、デフレは鬱でインフレは躁の状態のことだ、と教えてくれた人がいました。

それは景気の「気」はマインドだということに他ありません。

経済でも社会でも人間も鬱は決して良好な状態とは言えません。

必要以上に躁な状態というのも困り者ですが、やや上向き目線な状態が望ましいでしょう。

それがまさに「アベノミクス」の掲げる物価上昇率2%(インフレ)状態です。

これは手法や恩恵などに不備があるにせよこの目標には確実に近づいてきています。

この点では「アベノミクス」はほぼ予定通りとも言えるでしょうか。


ちょっと話を戻しますが、デフレはどこが問題なのか?です。

デフレと同じ意味のようにデフレスパイラルという言葉をよく耳にしたはずです。

デフレの大きな問題はここにあります。

耳にタコができるほど報道等で繰り返し説明していたので、

わざわざここで経済不得意な私が正確でない可能性がある説明することは避けますが、

「アベノミクス」が始める直前のデフレはデフレスパイラルの状態ではありませんでした。

物の値段もそこそこ底値となったということもありますが、

社会全体が安値だけが物品購入の基準ではなくなっていた、ということが言えます。

それとデフレ下では「今日より明日の方が値が下がるので、今は買わない」という消費マインドが

必要なものは必要な時期に適正の価格で買うというようなマインドに変わってきつつありました。

インフレのようにどんどん経済が成長するような状態ではありませんが、

少なくともデフレスパイラルのようなどんどん悪くなるというような状況でもありませんでした。

もしかしたら成熟した国家の経済はこのような低位安定した形態ではないでしょうか。

現状維持をするためには経済も少しずつは成長して行かないと下がって行くはずです。

その意味での成長をする努力はしなければなりませんが、

経済成長というような上昇カーブを描くような経済は

無理な気がするのは、私だけではないのでは? どうですか?

成長より成熟を目指す。それは経済での言えることなのかもしれません。


過去の経験にある経済成長を目指している「アベノミクス」は現時点では

官製景気、カンフル剤で景気上昇のような側面があることは間違いありません。

デフレは悪、インフレは善というステレオタイプな発想での経済政策ですので、

デフレ脱却のためには手段を選ばない、それが政府と日銀のスタンスです。

その劇薬的な景気対策は計画通りのシナリオだと範囲内に進んでいるでしょう。


現時点ではいろいろな不備、不満、不都合はあります。

それは「アベノミクス」は道半ばだからとも言えます。

これからは都市部に対する地方、大企業に対する中小零細企業というような

好景気の恩恵を広げていけるのか、が問われます。

それは「アベノミクス」が日本国全体の経済対策だからです。

大前提として一部の大企業や都市だけが潤うものであってはならないからです。

このような流れになって行くのと信じるのか、否かが

投票と「アベノミクス」との関係となってきます。

先に述べたように『成長より成熟』は「経済」だけでは語れないですし、

思想とか哲学というような分野が重要になります。

当然、政治家だけで決めることでもない。・・・ということは選挙の争点にはなりにくいかも。

しかし、近いうちに真剣に真摯に議論をしなければいけない課題であることも確かです。


現実的には近々の選挙では他の見逃してはいけない争点はあります。

これも必ず公示日までには書きますが・・・・

「アベノミクス」がその中の一つであることは間違いありません。


ちょっと書き足りないこともありますが、長過ぎて自分でも読むのが疲れるので・・・・(スマン

「選挙に行こう!!スペシャル」

3回目は「最大??の争点、アベノミクス」はこの辺にしましょうか。

次回は「野党の看板政策は投票に値するか?」について書きます。


苦手な分野ですので、やや取留めの無い展開となってしまった・・・・

やはり、最大の願いは皆さんに選挙にいってほしい!!ということです。

それが、「選挙に行こう!!スペシャル」ということに表しているつもりです。

これに懲りずに、次回も読んで下さい。


マッサン:今日のツッコミ

-先週、視聴率が下がり気味だったそうです。

-マッサンが仕事もせずに、ウダウダしていることが主婦層の反感を買ったらしい。

-たしかに、このウダウダした2、3週は半分でよかったですねぇ

-鴨居の大将の格好良さがより目立ったとも言えますが・・・

それではごきげんよう、さようなら。

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「解散の大義、このタイミング」 [政治]

1回目の「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」いかがでしたでしょうか?

今回の選挙公約がそろそろ出そろってくるでしょうが、

その前に考えておいた方がいいじゃねぇ〜ってことでした。


「選挙に行こう!!スペシャル」

2回目は「解散の大義、このタイミング」です。
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画像元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000026-jijp-pol.view-000#contents-body
「解散をする」は首相の専権事項。衆議院は「常在戦場」と言われるように

選挙は常に目の前にあります。

いつ解散しても、いつ選挙をしても「no problem」です。

それなのに野党の「解散の大義が無い」の大合唱だったのはどうしてか・・・・

「いそがしい師走に何故?」「選挙に数百億円もかけるならもっとすることがあるだろう」等々

もっともらしいことを言う人はいますが、

本心は不意打ちを喰らわされて、焦っている、ということです。

強固な支持母体、支持団体のある政党は準備にはそれほど時間はかかりません。

それに引き換え、野党の多くは浮動票をうまく取り込まないと勝てない、という事情です。

冗談のようにでてきた「解散」が2週間程度で本当のことになる・・・

これには心底、驚いたのではないでしょうか?

「いきなり、何してくれまんねん!!」というのが真実なはずですよ。


では、政治的にこの解散劇に大義はあるのか?

1回目の「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」でも書きましたが、

基本的に解散には「大義」はありません。いつの時もそうです。

ほぼ、与党、もっといえば首相の都合です。


ただ、今解散は底の浅い思惑が見えます。

それはやはり消費税の増税に関係しています。

今年の5%→8%に関しては3党合意があったとは言え、民主党政権時に決まったことを

自民党、安倍ちゃん政権は定められてようにやっただけで、

いざとなれば、その影響と責任は民主党を悪者にすることもできました。

しかし、来年の10%への増税は安倍ちゃん政権、主として安倍ちゃんが決めたということになります。

安倍ちゃんからすれば、増税の3党合意に景気条項を入れるんじゃなかった、と思ったでしょう。

もし、景気条項がなければ、いくら景気が悪くても来年の10%への増税は実現していたはずです。

ある意味では消費税が景気や消費にここまで影響するということは

消費税増税には初めてなはずです。

このような前例的な定説を支持して、景気条項を付けないという選択肢もあったはずですが、

国民、選挙民におもねいた結果の失態とも言えるでしょう。


「10%への増税延長で何が悪かったの?」ですが・・・

増税することに安倍ちゃんがビビったということです。

景気判断としてこの夏はマイナス成長になっていますが、

消費税の5%→8%の影響での消費低迷も0ではないでしょうが、

この夏の天候不順の影響も大きかったはずです。

増税すると決断すれば、「天候不順」での影響だと言い切ることもできたはずです。


実際には7-9の景気の状態を確認する前から、増税時期の延長は決めたいたはずです。

それは安倍ちゃん自身が自分で判断することを逃げたということに他ありません。

「消費税増税を決めた首相」というレッテルを逃げたということです。

その逃げを正当化するために7-9のマイナス成長は想像してない助け舟となりました。

大方の専門家の予想はプラス2%前後の成長だったわけですから。

この「景気が悪いかも?」ということを隠れ蓑にして増税を18ヶ月延長する、

そのことが法律に沿っていないように装って、その責任から解散、選挙をする。

実際には付則として景気条項は記載されているわけですから、

「景気が悪いと判断したので、増税はしません」ということでも、十分、法律を履行しています。

選挙公約として、次回の消費税増税に景気条項を除いて選挙に勝つことができれば、

増税は国民の総意ということになル、という図式です。

「だって、国民が消費税あげてもいいっていったじゃん!!」ってことです。

増税に関しては多くの有識者と言われる人々も自民党幹部の多くに人が

「予定通りに来年10月に増税」という意見でした。

有識者と言われる人々へのエクスキューズは簡単ですが、党内はそう簡単にはきません。

なんとしても増税時期は延長したい安倍ちゃんにとっては

増税時期は延長することを説得するなんてことは、ほぼ不可能な状況だったわけです。

そこで伝家の宝刀「解散」を抜くしか手段は無かったとも言えます。

こう考えれば、安倍ちゃんには大義はあったということですよねぇ。

安倍ちゃんの個人的なブレーンのなかには、

増税を延期した方がいい、という意見が多かったような印象を持っていますが、

総合的に景気状況等を分析し、増税の判断をする、といっておいて

多くの知識人と言われる人々の意見を聞き、

党幹部等の「増税すべき」という意見があることを理解しながらも、

反対のことをすることの決定が個人的なブレーンに意見を参考にした、では誰もが納得しないでしょう。

やはり、解散して国民に信を問う体にしたほうが、多くの面の押さえになります。

自民党幹事長は増税延期には反対だってはずですが、

首相が解散だ!!選挙だ!!と言えば、反対!!なんて言ってはおれないわけですよ。


では、タイミングは何故この忙しい師走に・・・と、言っている人もいますが、

先の選挙も12月でした。覚えてます?日にちは忘れましたが・・・・(12/16でした)

予算編成の関係、来年は4月に統一地方選挙あるために公明党に配慮した・・・etc

このような面は報道等で流れています。それも確かにそうでしょう。

師走の忙しい・・・こうなると、投票率が必然的に下がる傾向にあります。

前回は60%を割っています。(全体平均は59.36%です)

投票率が低いと頑強な組織票がある政党、候補者が強いことは一目瞭然です。

「頑強な組織票」があるのは何処か?・・・・よ〜〜〜く考えてみよう!!

12月に選挙をすることに利がある政党があるということです。

そりゃ〜安倍ちゃんは「今しかない」と考えた・・・・当然でしょうねぇ。

特に解散をかなり早い段階で相談していたとされるのが、公明党の山口代表です。

公明党にとって都議会選挙の比重の重さ、何があっても崩れることのない支持母体。

12月に選挙するという選択には本当は誰のため? 言わずもがな・・・です。


このように国民、選挙民に対しての大義はこれといって明確なものはありませんが、

自民党、与党の公明党、に対しては明確な大義があったわけです。


「選挙に行こう!!スペシャル」

2回目は「解散の大義、このタイミング」はこの辺にしましょうか。

次回は「最大??の争点、アベノミクス」について書きます。


当然、個人的には支持する政策はあります。

それを実現してくれる政治になってほしいと願っていますので、

どちらかよりの内容にはなりますことは、ご容赦ください。

しかし、最大の願いは皆さんに選挙にいってほしい!!ということです。

それが、「選挙に行こう!!スペシャル」ということに表しているつもりです。

今後、数回のお付き合いを願います。


マッサン:今日のツッコミ

-まるで、吉本新喜劇のような聞き耳を立てていた人が、襖を倒してチャンチャン!なんてオチは

-あまりにも時代遅れでは・・・・

-マッサンは伝統的なスコッチウィスキーにこだわりがあるようですが、

-やはりそれはスコットランドでしか作ることはできなはずですし、

-同じものでは、世界一になれないはずです。

-伝統的なスコッチではなく、日本でしかできないウィスキーを作ることが

-世界一のウィスキーになるのでは・・・・

-実際に今では「Made In Japanのウィスキー」が世界一になっていることを

-教えてあげたいねぇ〜〜〜

それではごきげんよう、さようなら。

タグ:解散 大義
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「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」 [政治]

ふと、気がつけば、11月も最終週となっています。

2014年もそろそろカウントダウンに入って行きます。

前回の更新は11/11でしたので、2週間ぶりとご無沙汰です。

特別、何かがあったわけではないのですが・・・・いけませんねぇ〜〜〜

もう少し頻繁の更新を自分に課したい・・・・希望ですが・・・


そんな中、やはり政治が大きく動くこのタイミングで書かなければ・・・・

自称政治アナリストとしては(笑 

と、言うわけで数回にわたって、

「選挙に行こう!!スペシャル」ですよ〜〜〜


今回の衆議院の解散は異例ずくめでした。

『「解散するよ」会見』『やり直し万歳』こんなこと見たことも聞いたこともありません。

この原因と現象については改めてやろうと思います。

「選挙に行こう!!スペシャル」の1回目は「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」です。

今回の解散について、野党は「大義が無い」の大合唱です。

そのこと自体は間違いはありませんが、解散の大部分はこれといった「大義が無い」です。

ただ、今回の解散はそのような前例的な部分と

そうでない部分とがより明らかになっている、と面では特徴的です。


解散は「支持率等の低下によりそうせざるを得ない」のケースが多く、

稀に「政策が思うように実現できない」ということもないではない・・・

今回は「政策が思うように実現できない」のパターンに近いでしょうか・・・・

異例な面としては、「約束してことができなくなったので、解散します」です。

政党の重要政策、特に既得権益や慣例等を覆す政策は約束通りにならなことは多々あります。

そんなことで解散したのは小泉さんの「郵政民営化」くらいです。

今回は「増税をする」という約束を果たせないというのが、最大の解散の大義です。

「増税しないので解散します」ですよねぇ〜  これをどう判断するかです。

「増税をする」するので信を問う、ということは比較的分かりやすいですが、

「増税をする」こと定めた法律に反して「増税しない」ので信を問う、です。

どこ部分の信を問うのかが分かりにくいですよねぇ。

この辺は選挙の争点にも関係してきますので、またタイミングでしっかりと。

この分かりにくい解散から始まったので、

経済政策「アベノミクス」への賛否という単純化する、ということは与党にとっては正解でしょうねぇ。


ちょっと話がそれましたが、自民党が大勝、民主党が大敗した前回の解散、選挙が

どのような経緯で行われたか、思い出して下さい。

ねじれ国会で決められない政治が続いてはいました。

それが決していい状態では無いことの認識と同時に

民主党のメッキが剥がれて来ていたことは明らかでした。

どこかのタイミングでの解散という話題が出始めたころの党首討論でのことです。

当時の首相のドジョウ野田さんが解散と引き換えに議員定数削減を迫りました。

この党首討論を見た人は安倍ちゃんの人の討論(答弁)の不誠実な印象を持ったでしょうねぇ。

それと議員定数の削減は約束されたものと確信したはずです。

それが選挙が終わっても、この約束を果たされることはありませんでした。

「約束などしていない」というのが安倍ちゃんの考えのようです。

ここでも不誠実で嘘つきな安倍ちゃんは健在です。

このような人が言う「約束を果たせないので信を問う」などと言って解散する・・・ありえないかな?

この定数削減の約束に関しては先日、たむけんのツゥイートでも論議を呼びました。

「安倍首相「議員定数削減」の約束は「反故」 たむけん「怒りのツイート」が大反響」

この安倍ちゃん政権はこんな感じで始まったことは認識、確認しておく必要はあります。


今回の選挙では「0増5減」で定数は5議席減っていますが、

これは憲法違反の「一票の格差」の是正のためで、約束の定数削減とは全く別ものです。

この「一票の格差」の問題も選挙をすることができない大きな理由となるはずです。

前回の選挙後の「一票の格差」を問う裁判では、各判決はここでは書きませんが、

「抜本的に区割りと議員定数を改めなさい」ということです。それをまるで無視しています。

「衆議院選挙制度に関する調査会」で議論はしている体にはなっています。

ある意味ではこのような場で議論をする振りをして、結果が出ない間に選挙をする。

これの繰り返しをしている、あるいはしていこう、というように感じます。

個人的には現在の政治システム下での「一票の格差」については一家言あり、

単純に「1」に近づけることが正解とは考えていませんが、

高裁の判決を政治はあまりに蔑ろにしていることに対する怒りはあります。

このような政治の傲慢さをこの政権に折々感じることは私だけではないはずです。


「選挙に行こう!!スペシャル」の1回目は「議員定数削減は、一票の格差は、どうなったのか?」はこの辺にしましょうか。

次回はもう少し「解散の大義、このタイミング」について書きます。


当然、個人的には支持する政策はあります。

それを実現してくれる政治になってほしいと願っていますので、

どちらかよりの書きようにはなりますことは、ご容赦ください。

しかし、最大の願いは皆さんに選挙にいってほしい!!ということです。

それが、「選挙に行こう!!スペシャル」ということに表しているつもりです。

今後、数回のお付き合いを願います。


マッサン:今日のツッコミ

-エリーちゃん、感情的になって、勝手にしゃべるのは通訳失格ですよ。

-事実に基づいたドラマですので、大きな部分での結果は周知の事実です。

-「結果が分かっているので、面白くない」ではなく、

-「結果が分かっているので、安心して見ることができる」現象になっています。

-これは前回の花子とアンにも言えることでした。

-この安心感が高視聴率にも貢献しているのでは・・・・

それではごきげんよう、さようなら。
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